本日イグ・ノーベル賞の発表があり、『哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組み』の研究で日本人が生物学賞を受賞しました。
要するにケツ呼吸の研究か。実にくだらない(誉め言葉)。
こんなくだらないブログを書いてるのに察する通り、私もくだらない研究や考察は大好きです。
2024年のイグ・ノーベル賞が発表された今、来年のイグ・ノーベル賞の受賞に向けて私も動くしかないので、どの研究なら受賞出来るかを考えてみる。
イグ・ノーベル賞とは
「イグノーベル(Ig Nobel)」という名前は、ノーベル賞の創設者であるアルフレッド・ノーベルの姓に否定的な接頭辞「Ig」をつけた造語で、「下等な、下品な、見下げた」という意味の「ignoble」を掛けたジョークになっています。
もっとも、最高権威と言っても過言ではないノーベル賞と比較しての自虐的な表現であって、優劣を示しているものではありません。これまでに受賞しているのは興味深く考えさせられる研究ばかりです。
イグノーベル賞は、1991年にイスラエルの科学関係雑誌『The Journal of Irreproducible Results(再現不能な結果ジャーナル)』の編集者 マーク・エイブラハムズ 氏によって創設されました。彼のエッセイ記事において「イグ」の意味するところについても論じられています。
引用:イグノーベル賞とは?面白い研究や日本人の受賞例とともに解説(2023年最新) | お役立ちコンテンツ|アカリク (acaric.jp)
要するに、世界的に役に立つことや素晴らしい文学などに送られるノーベル賞とは違って、くだらない研究を発表した者に送られる賞である。
ちなみに日本人は先の受賞も含めて18年連続の受賞となる。ツイッターとかニコ動とか見る限り、日本人は下卑たコンテンツが大好きな人種である(誉め言葉)。
昨年の受賞だと左右の鼻毛の本数が同じか死体を用いて検証したり、多くの科学者が石を好きな理由に対しての検証だったりと一般的に役に立たない研究をしていて面白い。
イグ・ノーベル賞を狙えそうな研究・検証を考える
ノーベル賞のiPS細胞だとか、文学とかは一般庶民の私では取得不可能なのでイグノーベル賞で発表できそうなコンテンツを考える。
①人間はどこまでなら食べ物を飲み物と言いけれるのか。(栄養学賞)
先日投稿した『○○は飲み物』と言い切って食べ物を飲み物と認知する日本人。果たしてどこまでの固形物なら飲み物と言い切れるかの検証。
○○は飲み物っていうジョークは国によっても違いそう。ピザは野菜と言い張るアメリカ人がいるのならピザは飲み物と言い切るアメリカの文化はあるかもしれない。
ちなみに自分で検証した結果、卵かけご飯とすき家の旨だしとりそぼろ丼は飲み物と認定する。デブの完成である。
②寿司やコンビニで同じネタやおにぎりを選ぶのを躊躇う心理感情(心理学賞)
寿司屋に行ったとき、『せっかく色んなネタがあるから、同じのじゃなくて違うネタ食べよ』と思う心理感情についての考察。
と言うか、この心理感情に正式な名前はないの?
気にしない人もいるの知ってるけど、回転寿司行って『大将、鯛を15貫!』とか言ってみたいもん。なんか色んなネタを食べないといけないっていう感情になるから同じネタをいっぱいは頼みにくい。
寿司屋とかコンビニで同じネタやおにぎりを手に取らない現象に名前を付けていいなら私がつけたい。同選択回避症候群とか。だめか。
③契約書や法律関係の書類は何故難しい言葉を使って分かりにくくしているのか(文学賞)
仕事をしてる以上契約書関係の書類は何故態々難しい表現をしてるのか、に対する考察。
賃貸の契約書とか、金融法の関係からか融資の書類とか、言葉が難しすぎて10%くらいしか理解できない。
『オレ、家貸す、お前、月10万円で家借りる』とか『年利2%でお金貸す、破ったら18%の罰金な』くらい分かりやすい文言に変えておくれ。
そう思ったらこれに近い研究はすでにイグノーベル賞を受賞してた。先を越された。
要約すると
①受動態で書くなめんどくさい
②一般的に使用されない専門用語が多すぎる
③言葉の定義を説明する文章が入るくらいの専門用語が挿入されている
④専門用語もっと簡単な言葉に置き換えできるだろ
参考:Poor writing, not specialized concepts, drives processing difficulty in legal language – ScienceDirect
2022年イグノーベル賞 文学賞受賞『なぜ法的文書は不必要に理解しにくいのか分析したことに対して。』
ごもっともである。
④払い損が確定しているのに払い続けないと行けない年金の有用性の検証(経済学賞)
タイトルの通りである。非国民かと石を投げられるのが怖いのでこれ以上は何も書かない。
最近また年金の開始年齢が騒がれてるけど、私は絶対に500歳まで生きる。意地でも払い得にする。
強いて言うならこれの検証結果は国が出しておくれ。
⑤戦力の逐次投入は本当に愚策なのか(平和賞)
この言葉はたまに見るけど、果たして本当に愚策なのか、と言う検証。
戦史を振り返ると逐次投入は最も愚策な行為であり、『想定した場所と時間に戦力を集中せよ』と言うのが正しいらしい。
それならポケモン1VS1じゃなくて最初から6体出して戦っても良いのでは?
⑥研究する知力も財力もないのにイグ・ノーベル賞を受賞出来る確率の計算(知覚賞)
そりゃそうだ。詰んだ。
まとめ
研究するには案だけではなく財力と行動力が必要である。世知辛いね。
③の時に久々に英語の文献を読み込んだけど、そもそも論文書けないや私。代わりに誰か上の検証してくれませんかね。
無理ならダーウィン賞の受賞を狙うしかない。
ダーウィン賞とは、「愚かな行為による死」に授与される賞のことです。
「なんでそんな馬鹿な死に方をしたの?」とみんなが思うような死に対して贈られる、皮肉たっぷりの賞ですね。
このダーウィン賞はダーウィンの進化論から名づけられました。「愚かな行為で死ぬことで、自分の愚かな遺伝子をこの世から抹消して、人類の進化に貢献した」という皮肉です。
引用:ダーウィン賞まとめ一覧55選!日本人の受賞・死亡理由も徹底解説【2024最新版】 (newsee-media.com)
賞の受賞は命がけである。お尻を出した子一等賞くらいの感覚でもらえないかね。
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