コスパの悪いお酒はどれ?

些事考察

 先日の検証に引き続き最悪のタイトルである。お酒に合理性を求めるものではない。

 お酒に関して疑問を思った人やアル中末期の方に向けて先日コスパ(1円当たりのアルコール量が安いもの)のいいお酒がどれかを検証しました。正気じゃない。

 一方で『ちょっと贅沢をしたい』と言う意味で普段ビッグマンや業務用ウイスキーを飲んでる人でもコスパ度外視でお酒を飲みたくなる時はあると思います。
 なければビッグマンが好きなだけです。それはそれでパフォーマンスが上がるからよろしい。

 と言うことで前回とは逆で、コスパの悪いお酒は何かを検証してみる。先に申し上げると酒はコスパ度外視で飲むのがいいに決まってる。

前回のおさらい

種類金額(円)内容量(ml)アルコール度数(%)純アルコール量(g)コスパ(円/g)
ビール18935051413.5
発泡酒152350411.213.57
焼酎3,0504000258003.81
缶チューハイ1625009364.50
ワイン2,2833000122887.93
日本酒1,0782000142244.81
ウイスキー3,66040003711843.09
ウォッカ3,96440004012803.10
テキーラ2,4457503822810.72
スピリタス1,950500963845.08
消毒用エタノール4,38050007831201.40

 前回はコスパのいいお酒は何かを検証した結果、消毒用エタノール4Lのウイスキーを購入することが一番コスパが良いという結果でした。

 ちなみのここで言うコスパとはコスト(1本あたりの金額)とパフォーマンス(純アルコール量)と定義する。何度定義しても頭がおかしいしお酒愛好家に酒樽で殴られそうな定義である。

 純アルコール量についても念のために再度記載しておこう。

酒の量×アルコール度数×アルコールの比重(0.8)=純アルコール量

 前回はいかにアルコール度数が高くて安いお酒を探すかをしていたのですが、今回は逆に金額が高いお酒を見つければいいのではないかと思う。

 

コスパの悪いお酒はどれだ

 初めに断っておくと、私自身はコスパの良し悪しでお酒をチョイスすることはほどんどない。ただ考えることの程度が低いだけである。そもそも酒のパフォーマンスを純アルコール量と定義してる時点でまともではない。

 以前はアマゾンに販売してる商品をアマゾンでの販売金額で紹介したのですが、高価な酒はネット価格だとプレ値になるので金額はメーカーの販売価格を採用するものとする。

 限定品は百歩譲ってあきらめるけど、山崎・白州とかプレ値で転売する人間は島流しとかでいいと思うけどいかがでしょうか。
 もし私が次の総理大臣になったらこの法案を通したいと思う。

 そして今回もアマゾン等の商品ページは貼らないというブロガーとしてどうなのかと問われそうなやり方で紹介する。だってアフェリエイト広告よく分らんもん。

 アフェリエイトはそのうち勉強するけど、ブログ見にくくなるのも嫌だしなあ…
 まずは文章力を身に着ける方向で頑張ります。

①ビール(アサヒスーパードライ)

金額:189円/本
内容量:350ml
アルコール度数:5%
純アルコール量:14g/本

コストパフォーマンス:13.5円/g

 まずは基準として前回同様にビールを提示する

 純アルコール量的なコスパで見るとあまり良くないかもしれないが、この値段でこれだけ旨いのだから正しい意味でのコスパはメチャクチャにいい気がする。

 と言うよりもビールがエナドリより安いってすごいな。こっちの方がエナジーが入りそうな気もするけど仕事にならないので勤務中はノット飲酒で。

②日本酒(零響)

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引用:零響(れいきょう) -Absolute 0- 2022ヴィンテージ 500ml 【送料無料】 | 「れいきょう(れいきょう)」-Absolute 0- 2022 500ml げんてい「SAKEカタログ」つき (reika-sake.com)

金額:462,000円/本
内容量:500ml
アルコール度数:14%
純アルコール量:56g/本

コストパフォーマンス:8,250円/g

 株式会社新澤醸造店さんが販売してる、(多分)日本一高い日本酒。当然の如く見たこともない日本酒。

 言うに然らずおいしそうではあるけれども御猪口一杯(36ml)で大体33,000円御猪口に渋沢3人召喚しても足りないとなると私のような庶民には少し届かない。

 それはさておきコスパが前回と比べると凄い金額になってる!1グラム8,000円越えって金相場かな?

③焼酎(森伊蔵30周年記念ボトル)

初蔵出し30周年を記念して登場した森伊蔵の‟18年熟成”

金額:464,400円/本
内容量:600ml
アルコール度数:38%
純アルコール量:182.4g/本

コストパフォーマンス:2546.01円/g

 高級芋焼酎の代名詞『3M』の一つ、森伊蔵の30周年ボトル。18年熟成した135本限定焼酎
 ※3M・・魔王、森伊蔵、村尾の3つの芋焼酎、どれも美味いが芋焼酎飲まないからわからない、無念

 そもそも限定過ぎてネットでも全然情報がないし限定過ぎて飲んでみた系のレビューも全くない。誰か飲んだ人いないの?

④ワイン(ロマネ・コンティ)

金額:2,150,000円/本(平均小売価格)
内容量:750ml
アルコール度数:13.5%
純アルコール量:81g/本

コストパフォーマンス:26,543.2円/g

 世界一高いワインでお馴染みのロマネ・コンティ。いや馴染んではない。一方的に名前だけ存じ上げる程度。芸能人みたいなお酒。

 当たり年外れ年があったり、希少性が高すぎて正規流通してないこと、競合が居ないので製造元のDRC(Domaine de la Romanée-Conti )が自由に価格を決めたりしてるので決まった価格がない。

 それにしても1グラムで26,000円を超えるとなると大体2024年9月の金相場のおよそ倍世界一高い元素はアルコールである(元素ではない)

 ロマネ・コンティは詳しくないけど古い歴史があるのでなかなか面白い。私にはまとめる能力はないので興味がある方は是非検索エンジンで探してみてほしい。 

 ちなみに定価ではないけどロマネ・コンティの最高額は3Lで10億円(1945年のヴィンテージ)。単純計算のコスパで5,627,462円/g。2グラムあれば高級車が買えてしまう。価格破壊かな。

⑤ウイスキー(山崎55年)

基本 CMYK

金額:3,300,000円/本
内容量:700ml
アルコール度数:46%
純アルコール量:257.6g/本

コストパフォーマンス:12810.5円/g

 今や世界的人気を誇るジャパニーズウイスキー、山崎の熟成に熟成を重ねた山崎55年。数年前に抽選があった。応募はしたものの抽選外れたし、もし当たったとしても300万円と言う大金は持ってなかった。

 1グラム当たり12,800円はまさに金相場と同じくらい。山崎は金だったのである(違う)

 これまでの賞品は一応ネットで買えなくはないけど、山崎55年に関してはオークションとかでも出品されてるのは見たことないな。海外オークションで8,100万円で落札されてるのは見たことあるけど。

 もしかして富裕層専用のオークションサイトでもあるの?

 ⑥低アルコールビール(ビアリー)

金額:162円/本
内容量:350ml
アルコール度数:0.5%
純アルコール量:1.4g/本

コストパフォーマンス:115.71円/g

  これまでの商品がどれも常識的な範囲じゃなかったから、それなら低アルコール飲料ならコスパは良くないのでは?と思ったけど、これまでの数字が常識的ではなかったのでコスパが良いのか悪いのかは分かりかねる。

 アルコール0.5%は実質水な気もするけど、体質的にアルコールがダメな人もいるのでこういった商品はなかなかいいと思う。時代はスマドリ。

結論

 あまりにもでかい数字が出てしまったので、これ以上は中途半端なものを出しても仕方ない。と言うことでデータをまとめてみる。

種類金額(円)内容量(ml)アルコール度数(%)純アルコール量(g)コスパ(円/g)
ビール18935051413.5
日本酒462,00050014568250
焼酎464,40060038182.42546
ワイン2,150,00075013.58126543
ウイスキー3,300,00070046257.612811
低アルコール飲料1623500.51.4115.7

 コスパと言うよりもコストの暴力である。

 こんなことコスパが悪いとか書いてしまうと販売元から『ネガキャンか貴様』と言われて訴訟待ったなしではある。

 なのでいつかレビューさせていただきます。総額約630万円‼定価で買えないものあるから1000万円は用意がいるぞ‼

 ちょうど昨日、貯蓄は六文銭さえあれば良いと言ったところなので大丈夫だけどそもそも1000万円も蓄えはなかった。世知辛いね。

 まあここで申し上げるコスパではこうなりますが、正しい意味でのパフォーマンス(味)はとんでもなく美味だと思うので機会があれば飲んでみたい。

まとめ

 やっぱり私はスピリタスがいいや。

 

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