昔の記事で少し触れたけど、『お局』と検索すると、それはもう随分な検索結果になった。『お局 対処法』『御局 末路』『お局 やめさせる方法』と社会人のコミュニティ内でお局は随分と悪く言われる。
かくいう私も昔はお局に小言を言われたり、悪態をつかれたり、「同じ質問してきはって、ホンマ勤勉やなぁ」と言うホンマに遠回しで嫌味言ってくる京都人おるんかい、と圧倒されたことも記憶に懐かしい。
私はそれでも被害は少ない方で、世の中には凄いネチネチ言われたり、露骨な嫌がらせをされる人ももっといるだろうし、『局』って言う文字を見ただけで会社のお局を思い出す人もいるのではないか。
もしかしたら運悪くこのブログのタイトルを見て、嫌な気分にさせてるのではないか、と言う激しい加害妄想をしたけれど、そもそもこのブログの読者はそこまで多くない。
そこでお局の名前を冠してるブログの管理人として、コミュニティ内に潜むお局の対処法を考える。但し暴力や陰湿なやり返しなどの方法は挙げないものとする。そっちを挙げだすとキリがない。
お局様(御局様)とは
『お局様(御局様)』とは、江戸時代の大奥(江戸城の将軍の夫人・側室・女中たちの居所)における女性の最高位の役職の名前であり、本来は敬称として使用されていました。
江戸幕府内のお局は大奥では特権を持ち、重要な役割を担う女性たちであり、後々後継者や将軍の母になる可能性もあったので重要な存在とされてました。この頃は必要不可欠な存在だったのね。
お局と言えば3代将軍の徳川家光の乳母・春日局が有名ですね。私も諸事情で自分のプロフィール写真に使用してるほどに尊敬してます。
そんなこともあり、『お局様』とは女性に対しての敬意・尊敬としての敬称として意味を持っていました。
現代では
そんな尊称として使われていた『お局』は、現代では『勤続年数が長い』『組織内で力を持ってる』から『自分より身分の低い女性にいじめや陰湿な行為を行う女性』として使われるようになりました。
元々社会のどこにでも蔓延る存在だったと思うけど、SNSの広がりもあり、あちこちでお局の悪行が目に入るようになり、今日に至ります。
お局の対処法を考える
現代の使われ方としての『お局』とは全く別の意味で御局を名乗ってる私としては、社会のお局も台所で蠢くGみたいに殺虫剤で倒せたらいいなと思うけど、Gはどこにでも湧くからお局も簡単に倒すのは難しいと思う。
それでも苦痛に苛まれる人を少しでも減らしたいので対策を以下に述べていきます。
①お局を心理的に見下す
お局とは劣等感の強い人がなりやすい傾向があり、自らが劣っているから相手に攻撃的・陰湿的行為を行うとされています。なので自分は嫉妬されるほど優れていると思って気持ちに余裕を持ちましょう。
心の中でなら相手をどのように思っても自由です。
少し話が変わりますが、私がお付きをしている社長は車の割り込みや、頻繁に発生する私のミスなどにほとんど怒ったことがありません。そこで理由を聞いたときに、
『庶民相手にイチイチ怒らないよ。』
このように仰ってました。金持ち喧嘩せずとはこういう心の余裕からか。これくらいの気持ちの持ちようでいいと思います。
そして私は遠回しに庶民だとディスられました。つらたん。
②相手の懐に入る
お局が面倒であれば、敵にするよりも味方につければいいのです。アイシールド21でもヒル魔が厄介者の金剛阿含に対して、『こういうタイプは敵にするより味方につけた方がいい』と話してました。
懐に入る方法ですか?相手の承認欲求をくすぐってあげればいいので『流石です、知らなかったです、凄いですね、センスがいいですね、そうなんですか』の必勝のさしすせそを活用して相手を褒めてあげてください。並のお局であればそれで勝手に話をしてくれます。
③訴訟
程度によりますが、暴言やパワハラ・モラハラ・マタハラみたいなのは気の持ちようではどうにもならないことも多いので、そうなったら法の専門家と一緒に慰謝料を徴収しましょう。
先に述べたように暴力や陰湿なやり返しは芳しくないけど、六法全書で法的に殴るのは皆さんの権利です。分厚いので六法全書で物理的に殴るのはやめましょうね。
と言うことでボイスレコーダーでの録音、何月何日にどのようなことを言われた、どのような扱いをされたのかを記録するところから始めましょう。記録の取り方は『修正できないペンで書く』『日記など毎日記録できると〇』だそうです。
④それでもダメな場合は
上の行動をするのは行動力だったり、心理的余裕が必要になってきます。もしどれも実行できないのであれば私が代わりにやりましょうか。法的手続きでも話聞くだけでも(何
と言うのは冗談です、誰かに一人で抱えずに誰かに相談してください。鬱になると判断力も諸々鈍るから抱えてからでは遅い。少なくとも私は遅かった。思考を放棄した結果何も考えずに会社を辞めて貯金が底を尽きた。こうなってからでは遅い。
ちなみに法的手段がどうとか申しておりますが私は法律関係の人間ではなく、ただその日思ったことをブログにまとめてるだけの人です。
⑤これはNG
お局の対策としてNGなのは反応したり反発したりすることです。相手の反応してくることが悪い意味で楽しくてお局は標的にするのと、強く反発したら反感を買い余計に強く当たってきます。
私は「パートナーなんてどうせいないでしょ」と嘲笑されたのに対して「しょうもないパートナー捕まえても嫌でしょう」と返したら自分をしょうもない人間と思ったのか、激高されてた。あと支店長にも注意された。私が。なぜ。
お局が嫌で転職はあり?
私は今でこそ転職もして、お局もいない環境で仕事させて頂いてます。なので『職場が合わない』と言う理由で転職を考えるのはありだと思います。
ただ『お局が嫌』の理由一つで転職するのは少しもったいない気もするので、まずは相談することから始めてみてもよろしいかと。
もし相談する相手がいなければ、代わりに私が六法全書で戦いますよ。物理で。
まとめ
因果応報と言う言葉あるように、お局の愚行にはいつか悪いことが返ってくると思うので、気持ちには余裕をもっていただきたい。
あと上の対策はあくまで私の経験談や心理学的なことも踏まえて述べさせていただいてるのであって、これが100%正しい対策ではないことにご留意いただきたい。
でも万策尽きたときは六法全書を持って全力で応援しますよ。今は退職代行とかある時代だし、対お局への対応代行でも始めようかね。世の中どこに需要があるかはわからない。
『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』と言うニーチェの言葉が示すように、お局対策をしてるうちに自分が知らず知らずのうちにお局になってました、と言うことだけはないようにお願いします。
少なくともこのブログをみて「お局なんか無縁やウチは!ネチネチと嫌がらせしてくる奴なんかおらへんわ!」と思ってらっしゃる方は無自覚にお局になってるかもしれないのでご注意を。
そして散々お局を悪く罵った私は各地で反感を買い、法的処置を取られるのであった。訴訟の日は近い。
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