日本にはトンカツをいつでも食える様に云々、と言う名言がある。
出典:美味しんぼ/花咲アキラ (著)・雁屋哲 (著)
『いいかい学生さん、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。 それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。』
と言うことらしい。
そんなこと言われても、私は偉くなくてもいいけど毎月7億円くらい欲しいと思ってるよ。それも非課税で。
しかし毎月7億円くらい非課税でもらうと人として歪みが生じるから程々の偉さでいいよ、と言うお話なのでしょう。
トンカツ理論はさておき、この『偉すぎず貧乏すぎない』と言うのは令和の世にあってると思わなくもない。
出世云々とか残業どうこうとかより、自分の生活と自分の娯楽。ライフワークバランスが重要よね的な。
ところで、この『偉すぎず貧乏すぎず』と言うのは一体どれくらいの年収のことを言うのでしょうか。
前回はデブの喫煙者の年間タバコ代を計算しましたが、久々にネットに昔から転がってるネタを考える。
ネットに転がってるネタを真剣に考えるのは好きだけどそろそろネタが枯渇しそう。
厳密にはもう枯渇してる。
トンカツをいつでも食べれるようになるには
このネタは美味しんぼが元ネタで、若い学生にトンカツ大王(店名)の店主がトンカツを振る舞った時に放った作中屈指の名言です。
私は正直子どもの頃ってあまりトンカツが好きじゃなかったんですよね。
父が好きだったのでよく食卓にも並んでたのですが、ちょっと固いし、卵とじにすると衣がベチャベチャになるから子どもとしてはそそらなかった食べ物でしたね。
あとロースとヒレの違いもいまいち分かってないんですよね。
だから料理のランクとしてもそこまで上位にはなり得ない…
わーい‼️
揚げたてサックサク、トンカツ大好き❤️
好きじゃなかったものが好きになった瞬間って人間としてレベルアップした様に思えます。
ナス食べれる様になった時とか、アジフライを好んで食べられるようになったときとか。
閑話休題、とんかつをいつでも食べられる年収とはどれくらいでしょうか。
トンカツをいつでも、と言うことは仮に『私は一日3食全てトンカツがいい』と言う食べ盛りな人間にも対応できないといけない。
なので、一日3食全てトンカツ、それを365日続けた時の金額を計算すればいい。
そして総務省のデータによると、日本人の食のエンゲル係数は大体25%とのこと。
※エンゲル係数:家計の消費支出に占める食費の割合のこと
つまり、食費の4倍の年収がトンカツ大王店主の言う『偉くもなく、貧乏でもない』の基準だと思う。
と言うことで毎日3食365日トンカツを貪った金額を計算してみる。
毎日三食×1年間トンカツなんて、恐らく店主もドン引きだろうよ。
トンカツを365日食べた結果
トンカツの金額は、安すぎず高すぎず、尚且つ全国にお店を構えているとんかつチェーン店の『和幸』さんのトンカツで算出する。
和幸さんのロースカツ御膳が1,380円(2024年10月現在)。
なので計算は以下の通りである。
ロースカツ御膳1,380円×3食=4,140円/日
4,140円×365日=1,511,100円/年
1,511,100円×4(エンゲル係数の調整)=6,044,400円(年収)
偉すぎず貧乏すぎない年収:6,044,400円
何と言うか、メチャクチャ妥当な金額が出てしまった。
妥当というか、リアル。
すごくリアル。
ちなみにこのロースカツ御膳、一人前約1500キロカロリー。3食で4500キロカロリー。
成人男性の平均摂取カロリー(約2000キロカロリー)の2.5倍。
食べ盛りな人間への道は近い。
番外:偉すぎる年収はどれくらい?
偉すぎず貧乏すぎない年収はおそらく上の金額が正解だと思う。
じゃあトンカツ大王店主が思う偉すぎる年収はどれくらいでしょうか?
偉すぎる年収はトンカツ繋がりで考えて、『銀座のトンカツを1日3食365日食べられる年収』だと思います。
だって、銀座ってお高いんでしょ?
いくらの上にキャビアが乗ってたり、わんこそば感覚で何杯もフカヒレスープを飲むんじゃないですか?
と言うことで銀座にある『とんかつ斎藤』さんの金額で上の和幸さんと同じ計算をする。
とんかつ斎藤さんを選んだ理由ですが、銀座のトンカツで唯一名前を知っているからです。
知ってる理由ですが10年以上前に中川家さんがラジオでこのお店のことを仰ってた。
多分これですね、昔見たの。
要するに中川家さんは面白い。
条件としては贅沢できる偉さの話なので、このお店で一番高い定食の『特選おまかせコース定食(4,500円)』で計算してみましょう。
特選おまかせコース定食4,500円×3食=13,500円/日
13,500円×365日=4,927,500円/年
4,927,500円×4(エンゲル係数の調整)=19,710,000円(年収)
偉すぎる年収:19,710,000円
これも妥当な気がします。
私は田舎の余所者なので分かりませんが、銀座というか東京には年収1000万円を超える人間がいっぱいいるのでしょう。
そう考えると年収2000万円まで行くと少々偉すぎるのでしょう。
おまけ
かつやのロースカツ定食760円×3食=2,280円/日
2,280円×365日=832,200円/年
832,200円×4(エンゲル係数)=3,328,800円(年収)
一番安いと思うとんかつチェーン店『かつや』の金額だとこれくらいになります。
学生さんはまずはここから目指しても良いと思います。
ちなみに店主の考える『貧乏すぎる年収』は算出してしまうと色々と面倒なので割愛。
これも配慮ですよ‼
まとめ
・偉すぎず貧乏すぎない年収は大体600万円くらい
・偉すぎる年収は2000万円オーバー
・まずは年収330万円あたりから頑張りましょう
最初にこの言葉が使われて随分と年月が流れたと思いますが、割と今の時代にも合った金額だと思います。
それでも私は月収7億円欲しい、非課税で。
とかお金欲しいとかネットで書くと怪しい情報商材屋が問い合わせフォームとかから謎の営業を掛けてくるのでこの辺りで。
今日の書き荒らし、とんかつや餃子、シューマイに何かける?醤油?ソース?塩?
…みたいな小さな派閥がありますが、これらって元味ついてるからそのままで十分良くないですか?
私はソースとか書けるの面倒なのでそのまま食べたい派です。
自作トンカツに添えられたソースはキャベツ用のやつですよ。
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