煮るなり焼くなり好きにしろ、と言う言葉を実際に使ったことはありますか?
イメージとしては捕まったりヘマをした時に、命乞いをせずに好きにしろ、と言う場面で発する言葉ですね。
私は穏健派地球代表を名乗れるほどの超絶優良児なので、そんな物騒な言葉は使ったことはありません。
似た言葉にはなりますが、『殺すなら殺せ‼︎』はよく言うしよく言われます。週一くらい。
煮るなり焼くなり、と言いますが、人間は筋肉が多いので煮ても焼いても美味しくないですよ?
煮るなり焼くなり好きにしろと言うなら、人間以上にお誂え向きのものがあるはず。
と言うことは今日は煮るなり焼くなりを好きに出来る料理を考えます。
煮たり焼いたり
以前男の料理は『焼く・炒める・燃やす』と定義した通り、『焼く』は男の料理に該当します。
一方で『煮る』は焼くとは真逆の料理であることを考えると女の料理、と定義されるのでしょうか。
ところで最近はコンプラや男女平等の動きもあるので『料理は女がするもの』と言う固定概念も随分なくなったかと思います。
しかし『料理は女性のもの』とするのに、シェフや板前はほとんど男性なのは何故でしょうか?
性周期による体温や味覚の若干の変化があるから、とネットにはありましたが何とも変な感じですね。
と言うことで早速料理を始めます。
果たして煮る+焼くの2工程で美味しくなる料理は何でしょうか。
焼く
いい肉を拾ったので、牛脂を引いてしっかり焼きます。
このお肉を買うために2週間分の食費を費やします。明日からは道端の銀杏でも食します。
焼き色がついたら裏返します。
煮る
醤油、砂糖で味付けして軽く煮込みます。
卵に浸していただきます。
完成
すき焼きの完成です。
もしかして、『好きに煮るなり焼くなりする料理』ですき焼きですか?
すき焼きの語源はこれで決定です(違う)。
※すき焼きの語源は諸説ありますが、農具の『鋤』の金具部分で焼くからすき焼き説が有力です。
このすき焼きという料理は関西と関東で少し違うみたいですね。
私の実家では関西風のすき焼きを食してましたが、関東では割下で煮込むのが普通らしい。
具材の野菜ですか?牛さんは草食動物なので肉は野菜ですよ?
というのは冗談ですが、肉は肉で焼いて、鍋に残った牛の油や旨みで野菜を炒めるのがすき焼き本来の焼き方らしいです。
なので肉と野菜は共存させないのが正しいすき焼きらしいです。
などと偉そうにすき焼きの起源が残ってるみたいですが、それなら関西と関東のすき焼きは別の名前をつけなさいよ。
おまけ
肉が余ったのでもう一品煮るなり焼くなり好きにする。
まずは同じように肉を焼きます。
鍋に肉、じゃがいも、にんじんを入れて気が済むまで煮込みます。
待ち時間は絶賛飲酒時間です。
煮込み時間が長くなればなるほどお酒を飲む時間が増えて飲酒量が増える。
お酒を飲む時間が増えれば増えるほど煮込み時間が増えて料理も美味しくなる。
非常にうれしい料理のジレンマですね。
そんなジレンマを抱えながら煮込み時間でおつまみでも作ります。
冷蔵庫にある生ハム、大葉、チーズ、致死量の胡椒をまき散らして巻く、切る。以上です。
待ち時間のおつまみは『あるもので1分以内で作れ』と言うルールに則ります。
『チーズを適当に巻いた何か』の完成です。
胡椒を致死量使うことでお酒に合う最強おつまみへと昇華できます。
胡椒を日本に伝来してくれた昔の人には感謝しかありません。
などとおつまみを作って飲酒してると何の話か忘れてしまいそうです。
煮るなり焼くなりした女性に作って欲しい料理ランキング堂々の第2位、肉じゃがの完成です。
ちなみにランキング1位は『愛妻弁当』です。
妻になってくれた女性の弁当なんて何が入ってても美味しいの確定ですよ。
煮るなり焼くなり好きにするとどうなる
答え:美味しい料理が出来る。
※但し作り手による
この肉じゃがも、関西は牛肉で関東は豚肉と微妙に文化が違うみたいですね。
今回は折角なので最初の牛肉と冷蔵庫に余ってた豚肉の2色肉じゃがになりました。
この肉じゃがを作るのに私の食費3週間分を失いました。
当面はこの肉じゃがで3週間耐え忍びます。
余った肉じゃがはカレーにアレンジするか、じゃがいもをつぶして肉じゃがコロッケに変身させても美味しいです。
ところでカレーと言えば『おふくろの味』の代表格ですが、私の家ではカレーはほとんど出てきませんでした。
父はカレー好きなのに母が全くカレーを作らなかったので『カレー=おふくろの味』と言う感覚は全くありません。
社会人になって、一人暮らしを始めたくらい位のタイミングで『なぜ我が家ではカレーが出なかったのか』と母に聞きました。
『あんたが昔カレー嫌いや言うたんやろが!!!』
…皆さんのおふくろの味(実家の味)は何でしょうか?
と言うことで人間を煮るなり焼くなりしても仕方ないので、お肉を煮てさ、焼いてさ、食ってさする方が断然お得です。
まとめ
・お肉は煮るなり焼くなり何しても美味しい
・肉なり焼くなりの完成です
・結局お肉は美味しい
煮る+焼くの二つの工程を使う料理だと豚の角煮とか、シチューとか、グラタンなんかも作れますね。
もしかして『焼く+煮る』が女性の料理と言うことか!?
この焼く+煮るを使いこなせれば大人の女性になれるのでは、と思ったところで今日はこの辺りで。
今日の書き荒らし、料理系の記事書くのは良いけど見栄えとか、盛り付けとか綺麗にするのは凄く難しいですね。
料理系のサイトや料理系ユーチューバーは凄く考えて盛り付けとかされてるんでしょうね。
そもそも個人のサイトとは言え汚い台所使った盛り付け下手な写真をネットに発信するんじゃないよ。
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