人間万事塞翁が馬、と言いますように人生は良いこともあれば悪いこともあります。
良いこともあれば悪いこともある。
違う言い方をすれば『人生山あり谷あり』なんてことも言いますね。
人生山あり谷あり、人によっては穴もあり。
人生自体はまだ少し先がある年齢ではありますが、起伏だらけの人生でしたよ本当に。
ところでこの人生山あり谷あり。
これはどっちがどっちですか?
良い方が『山』ですか?
悪い方が『山』ですか?
なんてことが気になったので今日はそんな些細なことを考えてみる。
人生山あり谷あり
『人生山あり谷あり』と言うのはいい時もあれば悪い時もある。と言う人生を現したことわざですね。
昔からこのことわざはありますが。結局どっちが良い時でどっちが悪い時かいまいちわからない。
結局どっちがどっちでしょうか。
山は良い時
こんな感じの幸福メーターみたいなの、よく見ますよね。
このメーターだと『山(上)=良い(幸せ)』で『谷(下)=悪い(不幸)』になりますよね。
だから上に上がる方を『山』だと考えると『上=良い』になると思います。
一方で下に行く方を『谷』と考えると『下=悪い』になりますね。
ざっくりと自分の年齢別幸福メーターを書いて見えると、人生で2回も何を失ってるんだ私は。
でも色んなことを失ったり、逆に大きなものを得たりするのが人生ですからね。
死ぬこと以外かすり傷、でも大体が致命傷です。
山は悪い時
山あり谷あり、と言うことを『登山』と考えてみます。
『山』は上り坂なので登っていくのは大変なので『山(上)=悪い(しんどい)』になります。
一方『谷』は下り坂なので歩くのは比較的楽だと思うので『谷(下)=良い(楽)』になります。
しかし谷ばかり下って楽していると、落ちるところまで落ちてしまうので、そこから登るのは大変になります。
結局どっちがどっち?
山を頂点として良い時期を示す意味や谷をどん底として悪い時期を表す意味として使われることが多く、様々な例えとして使用されています。
言葉の意味としては『山=良い時』で『谷=悪い時』と表すことが正しいみたいですね。
でも山を登るのは大変なので悪い時期ではないでしょうか⁉
などと考えていると登山ガチ勢の方から『いや下る方が大変や素人が。クレパスに放り込むぞ。』と怒られそうですね。
クレパス:氷床や雪上の上に出来た大きな(深い)割れ目。落とされると詰む
しかしどうも釈然としない。
釈然としない、と言うか『山』と言う言葉を使っているのだからやっぱり『山』はしんどいのではないのかな、とも思います。
幸せは苦労した先にある
このサブタイトルが心理、と言うか答えなのでしょう。
『山=良い時期』とするのは、恐らく苦労した先にある結果がキラキラしてるからでしょう。
登り切った果てに見える景色や結果が恐らく『良い時期』となるのでしょう。
そうなると『谷=悪い時期』と言うことも合点がいく。
だって、景色見終わった後に下り坂歩くのって、登山後で疲れた状態で一度見た景色を帰るだけなので『谷=悪い時期』と言うことになるのでしょう。
そんなことを言うと『下山があっての登山だろ、デスゾーンに放り込むぞ』と怒られてしまいそうですね。
※デスゾーン:標高8,000mを超えた地帯で寒くて空気がないから48時間しか生きられないと言われている地獄の地帯。つちだいらが放り込まれると2分で詰む
いずれにしても、この後登山愛好家に怒られるのは間違いない。
愛好家から訴状が届くまであと72時間。
まとめ
・山あり谷ありは『山(登ってるとき)が良い時期』
・『谷(下ってるとき)は悪い時期』
こんな誰もが知ってる言葉にケチつけて考えるのは私くらいでしょう。
でもこうやって言葉真剣に考えることで日本語の正しい意味を覚えられるから非常に有用だと思います。
気になる言葉は都度考えて、頭の中に落とし込もうと思います。
今日の書き荒らし、語源が気になる言葉や正しい意味が気になる言葉は山ほどあるので、いっそのこと脳内にGoogleをインストールできませんか?
学生以来大した勉強もしてませんが、人生って学習の連続ですね。
ことわざもアップデートをしようと申してますが、まずは今ある言葉をインプットすることからですね。
知識が多い方が絶対人生は楽しいから、暇な時間にでもどうぞお付き合いください。
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