人を評価するときって様々な誉め方が出来ますよね。
『カッコいい』『かわいい』『面白い』『面倒見がいい』『兄貴肌(姉御肌)』と様々です。
勿論貶す言葉も多々ありますが、そこはおいておきます。
ところで褒められるときに使われる『良い人』って言うのはなんでしょうか。
絶対誰かを褒める時に言ったことがあると思うし、言われたこともあると思います。
私は評価される時の半分近くは『良い人』だった気がします。
当時は悪い気はしませんでしたが、ふと考えると、
『これって私に対して褒める言葉がないから適当に言ってるのでは?』
『私何か良いところあったっけ?歯並び?』
と考えてしまいました。
『良い人』って評価される人って大体クラスの一軍じゃなくてパッとしない二軍の子じゃないですか?(偏見)
クラスの一軍は『カッコいい』『かわいい』『面白い』と評価されるので、『良い人』と言う評価はされないですよね(偏見)
と言うことでクラスのどのカーストにも所属していなかった良い人(元)の私が良い人とは『何が良い人』なのかを考えてみます。
良い人って何?
良い人とは『優しい人』『面倒ごとを引き受けてくれる人』なんかに良く使われる評価だと思います。
しかし良い人の『良い(形容詞)』は『人』を修飾してる述語になるので、『〇〇が』と言う主語が必要になるはずです。
要するに『〇〇が良い人だ』と言う評価にならないといけないはずです。
でも大事な〇〇を端折って『良い人』で評価をされる。
どういう評価か分からないよ‼
言ってることがメチャクチャだけど、『良い人』と評価されたことのある人は絶対に多いと思う。
あと『良い人』に対してここまで深読みする人は『良い人』とは言わず、カスと言います。
カスの局ことつちだいらと申します。
良い人って『何が』いい人?
私が学生の頃に散々言われた『良い人』とは結局何が良い人だったのでしょうか。
この〇〇に入る言葉を考えて、自分で自分の評価をしてみようと思う。
ここまで悲しくなる検証は見た覚えがない。
①『頭が』良い人
頭が良い人を『良い人』と言いますでしょうか。
それなら『賢い人』と評価されることの方が多いと思う。
そもそも私は賢い部類ではなかったし、成績は下から数えた方が早かった。
もっと言うなら数えなくても底辺の成績だったから〇〇に『頭』は入らないと思う。
②『顔が』良い人
顔が良ければ『カッコいい』か『かわいい』のどちらかの評価をもっと受けた人生でしたよ。
どちらかの評価をもっと受けたい人生でしたよ…。
と言うことで〇〇が良い人に『顔』も入らない。
③『都合が』良い人
都合がいい:一般的には「自分にとって好ましい状況や条件」という意味で使用されます。
『つちだいらさんはほんとに(私にとって都合が)良い人ですね‼」
一番しっくり来るけど、もしこれだとしたらあまりにも『良い人』と評価されてる人が可哀そうだよ‼
でも優しい人とか気の利く人に対して使う評価でもあるからこれが正解?
もしかして私に『良い人』と言ってたあの子も言葉にこんな含みを持たせてたの?
だとすると人間不信にもなるし温厚な私も堪忍袋の緒を引きちぎるしかない。
④『どうでも』良い人
『なんかとりあえず褒めておこう、当たり障りのない言葉で』と言うときにピッタリの『〇〇さんっていい人だね‼』
特に言い誉め方が見つからないときに『良い人』と使う方は多くないですか?
どうでもいいけど誉めておこうで使われる『良い人』は誉め言葉ではないことを義務教育で教えてあげてほしい。
⑤『人が』いい人
深読みせずとも、人が良いことを『良い人』と、つまり優しい人のことをやっぱり『良い人』と言うのでは?
人が良い:人柄がよい。気立てがよくて、他人の言いなりになりがちである。
引用:人が好い(ひとがいい)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 – goo国語辞書
人が良いはあまり良い意味ではない…?
『良い人』とは結局どんな人?
上のことを考えても、『良い人』と言うのは優しくて、面倒ごとを引き受けたりしてくれる気の良い人だと思います。
ただこう言われる人間はなんでも引き受けてしまうから、もっと別の誉め方をしてあげてほしい。
『慈愛に満ちた仏のような人』とか、『大谷翔平さんのような人格者』だとか。だめか。
そう考えると『良い人』とは様々な意味を持つから使う側としては使い勝手がよろしい。
恐らく関西人の言う『こいつメッチャおもろいねん!』くらい使い勝手が良い。
関西人の言う『おもろい』は前置詞の『to』くらい意味があるから母国の人間じゃないと使いきれません。
関西人の使う『おもろい』の意味一覧
面白い、話が美味い、ノリがいい、気が利く、変わってる、アホ、楽しい、やばい、etc…
この『おもろい』を使いこなせるようになると『エセ関西人』を卒業できるそうですよ。
良い子になろうとしなさんな
引用:BLEACH/久保帯人
BLEACHの護廷十三隊八番隊隊長・京楽春水が言った名言です。
このシーンは『戦争というのはどちらも正義だから起こるんだ』に続くので今回の話の本質とは少し逸脱してます。
ただ『周りの評価云々より自分の思うように生きなさい』と言うことで今回の話の結論としようかと思います。
学生とかコミュニティに所属してると中々難しいですけどね…。
まとめ
・『良い人』とは優しい人に対する誉め言葉
・誉め言葉だけどもっと別の誉め方をしてあげてください
・周りの評価は気にせずに自分の思うように生きてください
誉め方一つでも人って何か変わると思います。
『良い人』なんて雑な括りではなく、せめて『優しい人』だとか相手のことをみて誉めてあげてください。
今日の書き荒らし、学生の頃に毎日書いてたブログで『すごく面白い』と言われました。
その些細な誉め言葉一つで、今もまたブログを走り出してますよ。
ありがたいことにSNSの方でも文章が面白いとか、視点が独特だとか、内容の意味が分からないと日々お褒めの言葉もいただきます。
それだけで当面はカスブログの更新を頑張れそうです。
一先ずは1年間ブログを続けられたら自分のことを褒めてあげようと思います。
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