生まれた地域の方言は大事にしてほしい

生活

 言語というのは非常に複雑で、尚且つ人間だけが許された他者とのコミュニケーションである。みたいなことを昔の偉い人は仰った。

 鳴き声や仕草じゃなくて、言語があるから自分の意思を正しく伝えて、相手の思考をくみ取ることができる。人間だけが許された能力である。

 但しここでは人語を喋る猫やポケモンを割愛させていただく。新シリーズも始まって今の子どもは知らないと思うけどニャースのあいうえおは感動の名作『ろ』はロケットの『ろ』。

 ラーメン赤猫は今作楽しみに観てるのアニメの一つだけど猫の声優が豪華。佐々木さん推し。

 話を戻して言語のお話。日本では元々藩ごとに違った言語を話し、変化していったことから方言が生まれたのだけど、明治時代に東京方言が共用語(いわゆる標準語)として整備された

 中央(東京)から各地方に伝播しいった結果日本ではほぼどこでも共用語で会話できる。日本全国で同じ言語が通じるって普通に凄いし。言語を使い始めた最初の人はもっと凄い。いつか会えるだろうか

そう思ったけど最初に言語が使われ始めたのは約50000年前か。ギリギリ生まれてないな。

 一方で各地方の言語、所謂方言は一昔前に比べると方言でがっつり話す人は減少傾向にあるそうだ。

 出典:アニメ「八十亀ちゃんかんさつにっき」4期|やとがめちゃん|テレビ愛知 (tv-aichi.co.jp)

 愛知の文化を味噌カツの如く塗りたくった地方色100%の漫画、『八十亀ちゃんかんさつにっき』ではおばあちゃんっ子の八十亀もなかちゃんは濃度100%の名古屋弁を話すけど、私の周りにいた名古屋人および愛知県民はそこまで名古屋弁を使ってはいなかった。

 わたしも地方出身の人間で祖母と、隔世遺伝した兄の使いこなす方言の影響で周りの友人が「わざと使ってる」と言われるくらい方言が酷かった。金属バットの友保さんがTHE SECONDで仰ってた致死量の関西弁と同じくらい致死量の方言を使ってた。

 私は生まれの方言が好きだし大事にしたい。しかし上京して仕事についた際、部下を教育していた時に上司に告げられた。

 「貴様、社会人なんだから標準語で話しなさい。」

 時代もあっただろうけど社会人って難しいなと思った。だって当時標準語って周りで話してる人もほとんど居なかったし、テレビの世界だけで話される造語だと思ってたもの

 テレビとか音楽聞いただけで違う言語話せるなら日本人は留学行かなくても英語ペラペラだろうよ。メジャーリーグの実況聞いてるだけで英語覚えるから水原一平が日の目を浴びることもなかっただろうに(何

 あとその上司の上司(役員)は流暢な京都弁で話してたのに何も言わなかったぞ。社会人って難しいなと思った。

 出典:名探偵コナン53巻File.6

 灰原哀さんがどこかで言ってた方言はアクセサリーだから外してもいいけど捨てるなって言葉の通り、今の若人には是非生まれ持った方言を恥ずかしがらずに大事にしてほしい。
 ただ地方によっては外せない呪い付きだから要注意。私は地方から上京して長いけど一向に外せない。外す気がないだけかもしれんが。

 ということで今日の書きなぐり。自分の生まれ地域以外の方言ってなんであんなに魅力的に感じるんだろうな。隣の芝は青く見える的な現象かな。

 

にほんブログ村 ブログブログ 雑記ブログへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました